代表挨拶

代表:岩崎 志穂

はじめまして。岩崎志穂です。
この度はSTARSホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は深く心理学を学び、あらゆる場所でカウンセラーとして活動していました。
私にとって、感情があるから人間であり、自分を受け入れられる。そして、個性が強く現れた他者を理解し、自分の中で大きな変化と成長を感じることができる。その謎解きをしてくれたのが心理学でした。
大人のようにしっかり伝えることはできないけれど、どんな小さな子にだって感情や心の動きがある。
発達に個人差があっても必ず持っているものが見えない「心」なのです。
伝えにくいものだからこそ、寄り添って理解する気持ちが大切だと強く思い、発達に強い個性がある子どもを中心に発達トレーナーとして活動しています。

STARSを立ち上げた想い

「人は人との関わりで成長していく」と感じ、心理学を学び始める。

日本の文化にはカウンセリングという人に相談する、自分と向き合うという文化や習慣が薄いため欲しい情報があまり得られなかった。

カウンセリングを学ぶ場所は日本にはたくさんあるけれど、研究の浅さ、サービスや活動においても利権と密着している事、様々な現状を知ったときに愕然とした。

心理学やカウンセリングは海外の方が日常的なのかもしれないと思い、アメリカに渡り研究所や施設、大学の講義に触れた。

アメリカでは、薬物などの依存症、虐待の現状、回復施設、LGBTQの専門施設など様々な研究や保護施設をまわり活動や現状を実感してきた。

その中で感じたことを胸に、ベトナムへインターン生として渡った。

発達に遅れが見られる子ども専門のトレーニング施設へ、保護者のケアとトレーナーのケアとして従事した。

実際に施設へトレーニングを受けにくる子ども、保護者と関わり、発達障害への知識や意識が深まった。

人に全く反応しない子、癇癪を常に起こして目が離せない子、言葉を発しない子、身体的に生活に少し困難がある子、指示行動が全く取れない子、こだわりが強すぎる子・・・・・

本当にたくさんの強い個性を持った子どもの集まりだった。その横にいたのが「どうしてうちの子はこんな風になってしまったのか」「このまま一生変わらないのだろうか」と、塞いでしまう親御さんだった。

子育ての正解は誰もわからない、正解なんてそもそも存在しない中で、それでも良い方法をなんとか見つけようと通所してくる親子。

アメリカで強く感じたことを思い出した。

特に純粋な子どもは「幼少期の環境で大きく変化する」ことを。

「どんな時期にどんな環境で、何と誰と触れ合い、何を感じるか」が全てなのだ。
と心から実感したアメリカ研修だった。

発達が遅いことは、習得に時間がかかるということで、丁寧に向き合い関わって教えることができれば習得していき自分のものにしていける。可能性にみちた子達なんだ。

時間の差があるだけ。

日本から、あらゆる知育道具やおもちゃ、文具などを持参してベトナムで療育現場に携わった。

何年もかかる療育の中で、私が滞在していた数ヶ月、劇的変化を見せてくれる子は1人だったが、変わっていく姿をどの子も見せてくれた。

ここが私の失敗・・・・・

でも、トレーナーがどんなに療育しても、1番長く一緒に時間を過ごすのは親御さんだということに
帰国間近に気がついた。

自分が「子どもとの関わりをなんとかしよう!!」ここばかりに目を向け、1番大切なことを見落としてしまっていた。

私たちサポートする側は、キーマンでしかないのだ。

毎日習慣にして実施して貰わなければ、意味のなさないことになってしまう。

自分たちは無力だと実感した。

そこで強く思った。

「私たちは、これからを担っていく子どもたちに何を提供し残していけるだろう・・・」

そうだ!!

私ができることは、「子どもを取り巻く環境を変えていくこと」つまり自立するということをテーマにその子の良さを世の中に伝えることができる環境を作っていくことだと感じ「STARS」を立ち上げた。

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